ふくらセキレイを見かけませんか?

今朝コンビニの駐車場でふっくらしたセキレイを見かけました。
そのコンビニに行くと、ハクセキレイによく出くわします。
冬のふっくらした可愛いスズメのことをふくらスズメと呼ぶのは有名ですから、
ふっくらしたセキレイはふくらセキレイ?と思いネットで調べると、同じ発想の人がたくさんいました(笑)

私は鳥の名前はほとんど知らないのですが、セキレイ(ハクセキレイ)だけは見分けがつきます。
高校生のころ、K野君という友人に教えてもらったからです。
通学途中によく見る「カクンカクン」と上下に特徴的な動きで飛ぶ黒白の鳥が気になり、鳥に詳しいK野君に訊きました。

K野君のお父様は、今はもう学校自体がありませんが県立短大の生物の先生でした。
だから彼も鳥や虫にとても詳しかったのです。
一度彼のマンションの前を通った時、K野君が窓全開で顔を出して空を眺めていました。
翌日「何をしてたの?」と尋ねると「鳥を見てたの〜。」
彼は体が大きかったけれど、中身は幼子のようで人懐っこく、ほんとにピュアな少年でした。

彼は筑波大に進学し、ウエイトリフティングを始めてすごく健康的だったそうですが、たしか20歳くらいの誕生日に近いある日、寝床に入り眠ったままもう起きてくることはありませんでした。
いわゆる突然死でした。
お父様も大学を退官されて、親子3人で住もうと筑波の方に引っ越す矢先だったそうです。
お焼香に伺った際の脱力されたご両親のお姿は、今でも忘れられません。

地面を歩き回るセキレイを見つけると、自分はいつも「K野くん!」と名前を呼んでしまいます。
セキレイは人懐っこくて、ツガイが仲睦まじいことでも有名です。

いつ頃からかツガイを見かけると、ムカサリ絵馬を見てるようなとても不思議な感覚に襲われます。
純真な彼のことだから、きっと可愛いお嫁さんを見つけ幸せな人生を歩めたんだろうな…とか、お子さんがいたらその子もきっと鳥や虫が大好きになったんだろうな…とか、瞬間に思いが巡ります。

人生は不条理です。


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