努力はいつか帳尻が合う。

先日、田中幸道先生から嬉しい報告メールをいただきました。

福井から関西奨励会に通っている戸川悠二郎君が3級に昇級したそうです。
戸川君は田中幸道先生のお弟子さんで、わずか7ヶ月で6級から3級まで上がるのは驚異的なスピードだと思います。

思い起こせば2年前の小学生名人戦福井予選決勝は、息子ゆうやと戸川君の対戦でした。
ゆうやは初段あるかどうかという棋力でしたが、運よく決勝に。
戸川君は当時四段はあったと思いますが、ゆうやに対しても厳しい将棋を指してくれました。
ゆうやのような格下には、適当に攻めてもたぶん圧勝だったでしょう。

戸川君は一般大会の時も、対局以外の空き時間はいつも将棋の勉強をしていました。
強くなりたい、という気持ちが黙っていても伝わってきました。
そして、周りの子とはケタ違いに強いのに、とても謙虚でした。

残念ながら、奨励会に入ると一般大会に出られなくなります。
彼のまっすぐに将棋に向かう姿をしばらくでも見られたことは、ゆうやにとって大きな財産となっています。
本当に素晴らしい先輩です。

そんな戸川君でも、奨励会に入る前の研修会では、ほんの少し足踏みする時期があったそうです。
停滞していてもすぐに戸川君が奨励会に上がることは当然に見えましたが、本人は相当悩んだそうです。その時の辛い経験が今の躍進に繋がっているのだと思います。

田中先生からのメールにはこんな言葉が。

「努力を続けている限り、どこかで帳尻があってきます。」

そう信じたいですね。

2年前の小学生名人戦決勝の様子。
観戦してる庄司君もちっちゃい。
そう言えば、たしか二人ともインフルエンザ明けでギリギリ間に合ったんですよねえ。

努力はいつか帳尻が合う。」への4件のフィードバック

  1. この記事の内容がまさしく今の息子に必要なことです。
    どの相手とする時も、空いている時間でも、一生懸命に将棋に取り組む姿勢が大切ですね。
    しっかり読ませます。
    いい記事をありがとうございます。

  2. >「努力を続けている限り、どこかで帳尻があってきます。」
    サイコロを振り続けると1/6の確率が正しいと分るような感じですね。
    将棋を指す人なら将棋倶楽部24の点数差別勝率期待値の誤差の話でこれに似た話しがあります。
    中長期的に見るとそれなりに近い数字に収束していくようです。
    努力も同じで棋力が並ぶ時期が来ると思います。
    成長株の人の伸び悩みの時期と自分の急成長の時期の間で並ぶときが来るはずです。
    また、逆に下から上がってくる人も居て、ちょっと手を抜いた時期に、
    自分の伸び悩みの時期と後発の急成長の人の時期の間で並ぶときが怖いですね。

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