各教室(クラブ等)のスケジュール

福井近郊で将棋を指せる場所一覧です。

月曜…津幡公民館(石川)
火曜…西別院、勝山将棋クラブ
水曜…あわら将棋クラブ、敦賀将棋サロン(田中幸道先生)
木曜…西別院、野々市リーグ(石川)
金曜…福大将棋部、木田将棋道場(グループレッスン)、まなびサイト(石内奈々絵先生)
土曜…西別院、兵庫公民館、三国将棋クラブ、金津将棋クラブ、勝山将棋クラブ、野々市リーグ、順化公民館
日曜…西別院、福井子供将棋教室、木田将棋道場、丸岡将棋クラブ
来年からグループレッスンがスタートします。

参加できるのは高校生以下で、棋力は問いません。
やる気があって、マナーが守れる子限定とします。
当教室外のお子さんもOKですが、教室に入会していただくことが条件です。
(教室年会費¥3,000)
3.20事件の教訓を踏まえ、レッスンは運営が管理し予約制で先着順となります。マナーが守れない子はお断りする場合もございますのでご了承くださいませ。

定員4名。
金曜18:30〜21:00。(当面は隔週)
料金¥1,500/回。
講師(福井県アマトップの方)の指導対局が中心。
(その他、家で行う勉強の仕方についてのアドバイス等)

詳細はお問い合わせください。

数少ない例外は無視しまして

将棋が強くなるのに大事だなと最近思うのは、「素直さ」です。
教える側(大人)も人間ですから、素直な子には感想戦でたくさん教えてくれます。
感想戦もろくに聞かないで強くなれるはずがありません。
たまたま大人に勝ってもそれは勝負に勝っただけで、実は大人の方が深く将棋を理解しています。そういうものです。
ちょっと強くなったくらいで天狗になっているような子供の鼻は、親がへし折ってやるべきだと思います。

まずは①大人の言うことを素直に聞く。そして②自分の頭で考える。
この2つがセットだと思います。
控えめに言ってますが、スポーツでも芸術でも何かを教わるのに、先生や大人の言うことを聞くのは当たり前。将棋は勝負事だから大人の言うことを無視したりワガママで良い、なんてことはあり得ません。

自力だけで強くなれる数少ない天才児は例外ということで。
残念ながら、自分はまだ一人も出会ったことがありません。

我が子を天才と思い込んでる親には出会ったような気がしますが、思い出せない…
なぜか記憶が欠落しているようです。
PTSDでしょうか…

家で将棋の本を読んで勉強しましょう!

image将棋が強くなりたい子は、家でも勉強しましょう。
僭越ながら、今日の教室で何人かの生徒さんや親御さんに説明した事プラスαを以下にまとめます。
内容が100%正しいかどうかは保証しませんが、少なくともうちの息子はこういう考え方・勉強法で棋力アップしました。
だから批判を恐れずに書かせていただきます。福井の子供達の棋力が少しでも上がることを祈って。

【居飛車党になるか振り飛車党になるか。】
→二通りの考え方があります。
①本人が好きな方を選べばいい or ②強くなりたいならまずは居飛車に。
私は個人的には②を勧めます。
ただし勉強する幅の広さは、「居飛車党の勉強 > 振り飛車党の勉強 」です。
手っ取り早く大会で成績を残したいなら、振り飛車党になればそこそこ勝てるようになります。理由は、角道を止めた振り飛車は駒組の段階で潰されにくいからです。(簡単な手順さえ守れば、羽生三冠相手にだって序盤で潰されることはありません。)
どこまで強くなれるかについては、一般論で言えば、居飛車を徹底的に勉強する方に利があると思います。

【振り飛車党になる為の勉強法】
→ まずはノーマル四間飛車を中心に、角道を止める振り飛車を勉強して下さい。
居飛車からの急戦に潰されないように対急戦の基本定跡をしっかりと押さえること。
当教室の石内先生と西谷先生は振り飛車のスペシャリストですので、質問すれば細かい指導が受けられますよ。

【居飛車党になる為の勉強法】
→ 居飛車は相手の動きに合わせて細かく対応できないと、序盤で潰されます。だから勉強すべき幅が広く、その分緻密な将棋が身につきます。
勉強すべき代表的な戦型は以下です。

《対振り飛車》… まずは対ノーマル四間飛車の急戦を勉強して下さい。実戦で相手にされて困った形を一つずつ勉強していくといいと思います。
居飛車穴熊については、たいへん優秀な囲いでプロの採用率・勝率も高いです。ただ目先の勝ちにこだわらず長期的に上達していきたいなら、最初は指さない方が良いようです。軽い囲いで戦うことで、相手玉と自玉が詰むスピードを正確につかめるように訓練ができます。ちなみに山脇先生は「二段になるまで穴熊はするな」と。豊島七段も5月のイベントで、初級者は穴熊はやめて急戦から覚えると良いと仰っていました。

《矢倉》… 矢倉は将棋の純文学と呼ばれ、居飛車の基本です。形を覚えるだけでなく手順も大事です。手順を間違えると急戦で崩されます。逆に言えば、急戦矢倉を勉強すれば対処法(駒組みの手順)も身につくのでしょう。矢倉を勉強すると基本手筋がたくさん身につき、他の戦型にも生かせます。

《角換わり》… プロの棋戦で多い戦型です。「角換わり棒銀」の攻めと受けをまず勉強すると良いと思います。お互いに角を持ち駒にするので、序盤から派手な戦いになります。それだけ、攻めと守り両方に目を配らなければなりません。

《横歩取り》…プロ好みの将棋で、一手間違うとすぐに潰されてしまう恐さがあります。それだけに、深く研究すれば上位者にも勝てたりするようですが、アマでは相手が横歩取りを回避することも多いので、初級者は横歩取りに向かわない序盤の手順を勉強するのが良いとよく言われます。勉強して損はないですが、実戦で使うかどうかは慎重に。
ちなみに、息子には横歩取りを回避するように勧めていたのですが、本人は意に介さず大会などでも指し続けていて、最近は勝率も高くなっています。

【両方に共通の勉強法】
→詰将棋が基本です。しばらく考えて詰ませられなかったら答えを見てOK。少しずつでもいいので、とにかく毎日続けてください。ここを参考にして下さい。

【将棋の本について】
ネットで検索すればたくさんの本が出てきます。定跡本は内容が濃いので、低学年には難しいかも知れません。お手軽に勉強するなら、「ひと目の◯◯」という本などが一問一答式で子供向きかもしれません。
二階の道場の本棚に大江さんの蔵書が並んでいますので、ぜひそちらも参考にして下さい。image

親御さんから子供たちに伝えてほしいのは、将棋の勉強に近道はないということ。
すぐに結果につながらなくても、続けてさえいれば確実な力になります。

当教室の生徒さんの上達ぶりを見ていますと、おそらく今年度中には県内一般棋戦(大人も参加の大会)のC級上位に多くの子が並ぶと思います(当教室6級くらいの子たち) 。現在10級前後の子たちも、頑張り方次第で半年から一年でC級上位を目指せます。大人たちをどんどん追い越していきましょう!

「棋力」の意味とは?

「棋力」の意味は、広義には単なる対局の勝率のことで級位やレーティングのことでしょう。
自分の感覚では、いわゆる棋力の内部(核)に《勝敗に直接反映されない見えにくい力》があるような気がしています。
オカルトではありませんよ(笑)

《直感的で感性的な思考》と《学習によって身についた知識》とのバランスをとるスタビライザーのような能力のことを、狭義の「棋力」と呼べないでしょうか?
前者(広義)を「棋力①」、後者(狭義)を「棋力②」とします。
ハメ手を覚えて勝率を上げたり、無理攻めを咎めきれない相手に対して攻め倒して勝っていても、勝ちは勝ちなので棋力①は上がったと呼ばれる状態なのでしょうが、棋力②は何も上がっていませんし、むしろ下がっているとも言えます。

夏の暑さでおかしくなってるわけではありませんので(たぶん…)、もう少しお付き合いください。

この棋力②は、なんとなくのイメージですが、これをどれくらい鍛えられるかによって最終到達点が変わってくるような気がします。(アマ初段で終わるのか、プロになれるのか。)
「勝ててはいるのだけれど将棋が粗い」「将棋がまだまだ子供っぽい」というのは棋力②の達成度が低い状態を言うのではないのでしょうか。
棋力②は、将棋にとっての美の問題=筋の良し悪し、に直結するのかも知れません。

棋力②なんて気にせず、勝ち続ければ(棋力①だけ意識していれば)それで良いという考え方はあるのでしょう。自分はそうは思いませんが。
私は、棋力②は身体性とも深く結びついていると思っています。
対局マナーを守り盤駒を丁寧に扱うことで、遠回りのようですが実は効率的に棋力②が育まれるものと信じています。
有段者と差し向かって緊張感をもって行う指導対局は、まさに棋力②を鍛える最高の場ではないでしょうか。

みなさまの御意見お待ちしております。

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将棋が強くなるために@福井

福井には常時たくさんの将棋好きが集まる道場のような場がありません。

県将連が主催する西別院の段級位認定会が、火・木・土・日の夜に開かれていますが、平日は人数が少なく5人〜10人程度、土日の多い時で20人程でしょうか。
小・中学生も参加していますが、自分から求めて大人に挑戦していかないと、仲の良い子供たちだけが集まってひたすら雑談混じりの検討会になってしまいます。
昔はもっとたくさんの人々が集まっていたと聞きますが…

他には、水曜夜のあわら将棋クラブ、土曜昼の坂井将棋クラブ、土曜昼夜の三国将棋クラブ、日曜昼の丸岡将棋クラブがあります。
遠方ですと、うちの場合は木曜夜に石川県の野々市リーグに参加しています。水曜夜は田中先生の敦賀将棋サロン、日曜は小松将棋道場もあります。

こういった大人と混じって指すことができるクラブに、どんどん参加してみるのも上達の早道です。
一般棋戦にもできるだけ参加して、強い相手を求めていくことが大切だと思います。
ただし、家で毎日詰将棋等の勉強をしないと、本当の強さは身につきません。

残念ながら福井県は、小学生の競技者の平均レベルは全国的に下の方です。
福井に閉じこもっていてはなかなか気づきませんが、それがまぎれもない現実です。
そうなっている要因は、あくまでも個人的な感想ですが、将棋を通じての横のつながりが薄く、情報交換がうまくいっていないことがあると思います。当サイトでネット上でのオープンな情報交換が少しはできるようになってきましたが、リアルな場での人の移動はまだまだ少ないです。
やはり支部連合のようなものが存在して、持ち回りで大会を開くような活動が必要なんだと思います。長浜や石川の大会、坂井将棋連盟が行っているような、一般棋戦の下にジュニア枠を付けて子供たちへの普及をはかるような試みも大事でしょう。

ただ、去年よりは少しだけ福井全体の小学生のレベルが上がっているのも事実。
強い子が多い六年生が抜けた来年はどうなるでしょうか…

詰むや詰まざるや

 

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詰め将棋の古典「将棋無双」「将棋図巧」。
この200題が解けたら四段(プロ)になれると、故米長邦雄先生の著書に書かれているそう。

羽生先生の著書にはこう書いてあるそうです。

 

 

 以前、米長先生の本で、『詰むや詰まざるや』の200題を全部解けば四段に
なれるという話がありましたね。ちょうど自分が奨励会に入会した頃です。
みんなやっていて、私もやったんです。
 あれをすべて自力で解ければ、いろいろ理論的なことが身につくということ
もあるんですけれども、もっと大切なことが隠されていますね。実は、それ
以外のことを試されるというか、試験されるようなものなんです。
 私の場合、最初12歳ぐらいから始めて、200題解くまでに6、7年かかって
いるんですよ。途中で中断したりしているんで……。それで終わってみて
気づきました。技術が身に付くんじゃなくて、この難解な詰将棋200題を何年
もかけて解く情熱とか熱意とかがあるから、つまり、そういう将棋への思い
があるから、プロになれるんだなと。

…止めたくなりますよ。あれをずっとやっていると。1週間とか10日も解け
ないのがざらにあるんですから。毎日毎日、同じ詰将棋を考えつづけて、
解けないと、途中でもう嫌だと思って止めてしまう時期があるんです、
本当に。だから、私も中断してしまって、6、7年もかかった。それを乗り
越えて将棋に取り組む気があるのかどうなのか、将棋への思いが持続するか
どうか、そういうことを言われたのだな、ということが理解できたんです。
駒落ちの局面指定

なかなか定跡を覚えてくれないお子さんのヤル気を促すために、駒組みが終わった状態を局面指定して、そこから対局を始めてみるのはいかがでしょうか?
(皆様のご意見お待ちしております。)

以下、4例の局面(定跡の途中図)を提案します。
・二枚落ち ▲ 二歩突っ切り定跡△6四銀型
・二枚落ち ▲銀多伝△7六金型
・四枚落ち 鬼頭先生本
・六枚落ち 鬼頭先生本②

定跡は他にもたくさん種類はありますが、代表的なものをとりあげました。
本当は、この局面に至る過程にも大事な要素がたくさん詰まっています。
興味のある親御さんは、ぜひお子様と一緒にこの局面までの棋譜(右に表示)を並べてみて下さい。

駒落ち対局はただのハンデではなく、将棋の本筋を身につけるための大事な練習です。
将来強くなって初心者に教えてあげる時にも生かされますので、上手(駒を減らした側)の指し方もぜひ覚えて下さい。
7/31は田中幸道先生が来られて指導対局が行われます。
それまでに、この局面までは覚えておいてください。

定跡の詳細について興味がある方はメールでお問い合わせください。(教室会員様のみ対応させていただきます。)

【二枚落ち ▲ 二歩突っ切り定跡△6四銀型】
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△6二銀▲7六歩△5四歩▲4六歩
△5三銀▲4五歩△3二金▲4八銀
△5二玉▲4七銀△6四歩▲3六歩
△6三玉▲3五歩△2二銀▲3八飛
△7四歩▲3四歩△同 歩▲同 飛
△3三歩▲3六飛△6二金▲3七桂
△7三金▲7八金△6五歩▲6九玉
△6四金▲5八金△7三桂▲6八銀
△9四歩▲9六歩

 

【二枚落ち ▲銀多伝△7六金型】
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△6二銀▲7六歩△5四歩▲4六歩
△5三銀▲4五歩△3二金▲3六歩
△5二玉▲4八銀△6四歩▲4七銀
△6三玉▲3五歩△2二銀▲5六歩
△7四歩▲6八銀△6二金▲5七銀
△7三金▲4六銀左△8四金▲5八飛
△7三桂▲4八玉△8五金▲3八玉

 

 

【四枚落ち 鬼頭先生本】
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△6二銀▲7六歩△5四歩▲2六歩
△5三銀▲2五歩△3二金▲2四歩
△同 歩▲同 飛△2三歩▲2八飛
△5二玉▲3八銀△7二金▲7八金
△7四歩▲6八銀△6四歩▲6九玉
△7三金▲5八金△6三玉▲2七銀
△8四金▲2六銀△7五歩▲同 歩
△同 金▲2五銀△2二銀▲1六歩
△8四歩▲1五歩

 

【六枚落ち 鬼頭先生本②】
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△3二金▲7六歩△4二玉▲2六歩
△5四歩▲2五歩△2二銀▲1六歩
△5三玉▲1五歩△6二金▲1七香
△7四歩▲1八飛△8二銀▲6八金

昨日の教室で行った高速棋譜並べ

棋譜を載せましたので、親子で練習してみて下さい。
居飛車穴熊が組まれる前に戦いを起こす画期的な戦法「藤井システム」が、公式戦で初めて指された対局です。

1995.12.22 第54期B級2組順位戦
先手:藤井猛 六段 / 後手:井上慶太 六段

▲7六歩△8四歩▲6八飛△3四歩
▲6六歩△6二銀▲3八銀△4二玉
▲4六歩△3二玉▲3六歩△3三角
▲1六歩△8五歩▲7七角△2二玉
▲7八銀△5四歩▲6七銀△5二金右
▲3七桂△1二香▲5六銀△5五歩
▲4五銀△8四飛▲3五歩△同 歩
▲2五桂△4四角▲6五歩△2四歩
▲6四歩△2五歩▲4四銀△同 歩
▲5五角△3二桂▲3三歩△同 玉
▲4五角△5四歩▲6六角△2二玉
▲8四角△4五歩▲6三歩成△投了

高速棋譜並べのことかな?

岐阜県にある柴山先生の子ども文化将棋教室の記事です。
先生はほんとにあったかい方なんです。

http://kodomoshogi.blog45.fc2.com/blog-entry-638.html

高速棋譜並べは、先生が棋譜を読み上げて、子どもたちが駒を動かします。
それだけのトレーニングです。でも、最初はなかなか難しい。
うちの子も先生から高速棋譜並べを勧められました。
ちょっとサボり気味ですが…
最初はゆっくり、スピードを変えて三回行うとのこと。
習慣付くと、頭の中に将棋盤が浮かぶようになるとか。
そろばんの暗算のようなものかと思います。

当教室でもやりましょうか!

級位について

ざっくりとした話ですみません。なんとなくの目安だと思ってください。

10級…クラスで一番になれます。
5級…小学校で一番になれます。
初段…福井県の小学生トップレベルになれます。
(小学生名人戦代表の戸川君は4段です。二位以下はだいたい初段近いレベル。)

プロになりたいなら、初段レベルになったら研修会に。
研修会で勝ち上がれば奨励会に。
奨励会に入れたらすでにアマ5段レベル。
奨励会は6級からスタートで、3段になったら三段リーグに。
そこで勝った者だけがプロになれます。
東大に入るよりはるかに狭き門で、年齢制限もある厳しい世界です。

現在、福井県からは研修会に1人、奨励会に1人。
当教室の高橋君は石川県から東海研修会に通っています。
彼は四年生でアマ3段レベル。そんな強さでも奨励会に上がるのはもう少しだけ先です。

目標は高い方が良いと思います。
目標が高いならなおさら、初級のうちに基礎をしっかり勉強してください。
どこに出ても恥ずかしくない対局マナーを身に付けてください。

勝つから強いわけではありません。
負かしてくれる相手がそこにいないだけなのです。
荒い将棋で勝ててしまう事が最大の不幸です。
将棋に限りませんが、悪い癖はなかなか治りません。
謙虚さが身につかないと、誰も叱ってくれなくなります。

初級者の子たちは、ゆっくりでもいいので正しい将棋の道を歩んでください。

ふみもと将棋教室ブログより

昨日紹介したふみもと将棋教室の2/17の記事より、示唆に富む文章(エピソード)ですので長文引用させていただきます。

団体戦時どのような戦法を使ったかを訊きました。

一局目は居飛車で二局目は三間飛車と答え連敗でしたと言う。
これがわるいパターンで勝てないからといってあれこれする。

そうすると余計勝てなくなってしまう。
居飛車を徹底的にマスターもせずに振り飛車もすると、

結局両方伸び悩んでしまうんですね。
羽生、森内、佐藤、渡辺のように居飛車で強くなっていってもらいたいと思います。

ただし◯君のように教室に入る前から振り飛車の素養が出来てしまってる子は
別の話となるのですが。


教室は週3回やっていますが、
この水曜日が一番マナーがわるいんですね。

一昨日のブログを観てないのでしょうか、一部の生徒たちが喋りながらやっている。
遊び半分で通わせてくれる将棋教室は他にいくらでもあります。

この教室は本当に将棋を学びたい子だけが来る所と心得ています。
自分の青春を泣かせるような子は遊んでできる所へ行ったほうがいいでしょう。

他の記事では、「矢倉と横歩取りが上手な子は強くなる」とも書かれています。
また、こちらの教室では矢倉リーグ戦というのも行われている様子。

山脇先生とも相談中ですが、初級の子には矢倉を中心に勉強してもらって、確実な棋力を身につけさせることが大事ですね。

藤井聡太君が育った教室

北國の将棋父さんから教えていただいた「ふみもと将棋教室」のブログです。
http://blogs.yahoo.co.jp/cytyg438

最年少プロ棋士誕生かと話題になっている藤井聡太君が育った教室。
どこを読んでもほっこりします。そして将棋に対しての厳しさも。

当教室もこんな教室を目指していきたいですね。

教室訓が素晴らしいです。

教室訓

「注意しあえる仲間でいよう」

「みんなで強くなろう」

「弱い者をなめるな」

「強い者に怯(ひる)むな」

「少し自分に厳(きび)しくしよう」

「弱い初段より強い一級であれ」

20級から10級へ

初心者の皆さんが10級になるまでに確実な棋力=基礎体力のようなもの を身につける為のステップアップの仕組みを、山脇先生が製作中です。
山脇先生の次の回から、新たな基準で級位の認定をし直します。

10級になるだけならそれほど大変なことではありませんが、どうせなら基礎がしっかり身についた10級になった方が、その後の上達が早いと思います。

スポーツ系で最近話題の体幹トレーニングみたいなものですね。
ただ勝つために楽な将棋を覚えるのではなく、しっかりと基礎を固めましょう。
基礎が出来ていれば、どんな戦形でも指しこなせます。
将棋の幅が広がり、自然な良い手が指せるようになります。

その為には、まずは真剣に盤に向かうこと。
駒を整え、相手の駒の動きを確認してから、じっくり指し手を考えること。
自分より弱い相手にもしっかり敬意を持つこと。

基礎を飛ばして10級以上になった子も、初級の子達がやっている事を覗いてみてください。
必ずたくさんの発見があると思います。
希望があれば、中級の子も15級くらいからやり直してみるのも良いかもしれませんね。

3月6日

昨日もどうも有難うございました。
いつも通ってくれる子に新しい子、そして中学生になった子と、にぎやかな一日でした。

体験でいらっしゃった保護者様に「将棋には色々な形がある」とお話ししたところ、大変驚かれたのが印象的でした。
自分の常識が誰かの常識にもなるわけではないと改めて気づかされました。猛省。
生徒たちだけでなく、親御様にも将棋の中身について、ちょっとでも知ってほしいと思います。

そんなわけで、平手で挑戦してくれた子との一局をご紹介。
3月6日ブログ①
将棋には大雑把に言って、飛車を右側で使う「居飛車」と、左側で使う「振り飛車」とがあります。
これはお互いに居飛車ですが、中でもじっくりした流れの「相矢倉」という形。自玉を「矢倉囲い」にすることが、その名の由来です。
さらに細かく言うと、先手は相矢倉でも「加藤流」と呼ばれる手順を選んでこの局面になっています。
いわゆる「定跡形」。「攻めは飛・角・銀・桂」、「玉の守りは金銀三枚」などの格言に沿って、駒一枚一枚がとてもよく働く展開です。
手順を覚えるのにも苦労するはずで、「八枚落ちから始めた子がここまで指せるようになったのか」と思うと、嬉しさがこみ上げてきます。

実戦はここから▲1七香△4二銀▲4六銀△3三桂と進行。
3月6日ブログ②
▲1七香は、▲4六銀(次に▲3五歩で開戦)と繰り出したときに△4五歩▲同銀△1九角成の「当たり」を避けたもの。
進行図の後手は、桂を持ち駒にしての△9四桂や△8六桂といった転用が狙い。金銀四枚の守りを活かして、あえて自玉で駒をぶつけています。

先手としては、攻め駒がいるところで戦いが始まるのだから望むところ。
ところが、この先手陣にはひとつだけ、マイナス要素がありました。

すなわち、もし▲1七香が▲1八香という上がり方だったら、
この△3三桂には▲3五歩△2五桂に、じっと▲3四歩と取り込めます。
3月6日ブログ③
▲3四歩が攻めの拠点になるだけでなく、次に▲2五歩や▲3五銀などの権利も残るので、これなら先手有望。

ところが進行図で▲3五歩△2五桂▲3四歩では、△1七桂成の食い逃げ事件が発生してしまいます。
3月6日ブログ④
▲1八香より▲1七香の方が良い場合(何かのときに▲1八飛と回れる利点など)もあるのですが、強くなってくると、こうした些細な違いが形勢に直結することも多くなります。

この辺まで考える姿勢が身に付けば立派に有段者。局後の検討(感想戦)にも、駒組みからメスが入ります。
定跡とは理に適ってある程度整備されたものですが、その中で先手も後手も工夫を凝らして、さらに発達していきます。
料理なら、和風・洋風・中華といったテーマから、料理人が師に学びつつも自分ならではの最高の味を求めるようなものでしょうか。
将棋はやってもやってもキリのない世界で、だからこそ一生打ち込めるものなんですね。

効率よくレベルアップするために

image先日ご紹介した浦野真彦七段 著「初段になるための将棋勉強法」から、自分の弱点を強化・棋風を変化、させるための勉強法をまとめてみました。

ぜひご参考に。


■序盤、中盤、終盤の弱い部分を強化するためには

勉強の種類 序盤力 中盤力 終盤力
戦法書(定跡書)
次の一手
詰将棋
必至
棋譜並べ
将棋観戦
対局
指導対局

■「長考タイプ」と「早指しタイプ」

《長考タイプから早指しタイプへシフトしたい》
・短手数の詰将棋
・短時間の高速棋譜並べ
・持ち時間の短い対局
✳︎短時間で行う勉強を増やす

《早指しタイプから長考タイプへシフトしたい》
・長めの手数の詰将棋
・じっくりと時間を使った棋譜並べ
・持ち時間の長い対局
✳︎時間をかけて一つずつの勉強を行う


■「受け将棋」と「攻め将棋」

《受け将棋から攻め将棋へシフトしたい》
・駒落ちの下手をもたせる
✳︎攻めの感覚を養う

《攻め将棋から受け将棋へシフトしたい》
・駒落ちの上手をもたせる
✳︎受けの意識を高める

浦野真彦著「初段になるための将棋勉強法」より

image表題の本に書かれている、棋力アップの基本となる「1人で行う勉強法」を列挙します。

・戦法書(定跡書)を読む
・次の一手
・詰将棋
・必至
・棋譜並べ
・プロの将棋を鑑賞

「1人で」と言っても、家ではなかなか出来ないでしょうから、きっかけ作りとして教室でプリントを配ってこなすような形に出来ればいいですね。

先日県A級の中屋さんと話した時、「手筋」の勉強が大事だけれど、みんなあまりやりたがらないと言われました。息子ゆうやは手筋の本は相当読んでいます。個人的には、上の勉強法に「手筋」も加えたいです。
(✳︎追記、上記本には「手筋」は「次の一手」に含まれています。)

勝手さんブログで、先日のさなる杯予選でのゆうやの将棋を「指し手は筋が入っていた」と評していただきました。強豪の方に褒めていただいてたいへん光栄なことです。
将棋をよく知らない親御さんに説明しますと、これは「筋が良い」と才能を褒めていただいているわけではなく、「手筋」がうまく使えていたという意味なのです。「手筋」というのは応用の効くマニュアルのようなもので、覚えておけばいろんな場面で役立ちます。実戦をたくさん経験して手筋を覚えるという事ももちろんあるのですが、手筋書で勉強する方が早く数多くの手筋を覚えることができます。息子ゆうやは手筋書をかなり読んで覚えていたのですが、最近まで実戦で使うことができませんでした。引き出しはいっぱいあるのに、最適な引き出しを見つけて開けられないとでもいいましょうか…

親馬鹿ですが、「手筋書を読む」という皆がやりたがらない地味な努力が、やっと実を結んだのだと思っています。

そう言えば、前回の石内先生の講義は「歩の手筋」でしたね。

将棋大会の年間スケジュール

福井県将棋連盟が主催する小学生向け将棋大会の年間スケジュールをまとめてみました。例年は以下のような感じですが、今年も同じ時期に開催されるかは不明です。

2月…小学生名人戦福井県予選(新人大会)
3月…小中学生春休み将棋大会
5月…倉敷王将戦 福井県予選(✳︎今年から開催、昨年までは推薦)
6月…文部科学大臣杯 福井県小中学校将棋団体戦
7月…小中学生王将戦 嶺北・嶺南 予選
8月…ベル杯 夏休み小中学生将棋大会、 小中学生王将戦 県大会